ぺりぺりぺ

大手IT金融OLの戯言

親切の連鎖ってあるのだなと思った話

ぺりかんちゃんです。絶賛ニート真っ最中なんですが、今日は恵比寿で友達と休憩時間合わせて軽いランチに行ってきました。

半テラス席みたいな席で、冬でも寒くなくて雰囲気も最高でした。
隣にお子さん2人連れたお母さんが食事していたんですが、お子さんがアイスを持って走っていたのでなんとなく・・・嫌な・・・予感はしていました。

で、案の定です。椅子に置いていたワイのコートにベチョっとアイスが落ちます。泣き出す子どもさん。それに気づいて顔面蒼白になるお母さん。「すみません!クリーニング代お出しするので・・・申し訳ございません・・・」とペコペコ頭を下げられて。
ワイ、親になったことはないんですけどこういう時のお母さんの気持ちって穴があったら入りたいというか、もう本当に申し訳ない気持ちなんだろうなと・・・
「いいですよ〜!!全然安物なんで!クリーニング代でアイス買ってあげてください!」って言ってお母さんをなだめたのですが、その時、昔ワイも同じことがあったことをふと思い出したんですよ。

確か4歳くらいの時ですかね、家族で遊園地に行った時に円形になっているベンチ席に兄と私で座っていたんですけど、飲んでいたジュースをこかしてこぼしてしまうんですね。(その時親は何かチケット取りに行っていていなかった)
で、それが背にして反対側に座っているおじさんの服にかかって汚れてしまうんですよ・・・
子どもながらにやばいことにすぐ気づいておじさんに「すみません!」って咄嗟に謝ったのですが、そのおじさんはとってもニコニコして「いいよいいよ〜!こぼれて少なくなっちゃったでしょ?新しいの買いに行こうか」って言って、新しいジュースを買ってくださったんですよ。あの、一言、いいですか?「神じゃないですか?
普通は服汚されてイラッと来るはずなのに、それどころかワイのこぼしたジュース減ったから買いに行こうって人に気遣いができるって、素晴らしすぎません?
(そのあと親が戻ってきて、二重にペコペコ謝っていました。)

このおじさんの一件があって、ワイ、ゼッテェ子どもには優しくしようと思ったんだよなあって感じたのを思い出したんですよ。

あのアイスをこぼしてしまった子が、いつか自分が同じことにあった時に子どもに優しくできるような大人になってくれたら、ワイのクリーニング代なんて全然安いもんだわ、と思った恵比寿の昼下がりでした。