ぺりぺりぺ

大手IT金融OLの戯言

ハイブラ依存症の話

ぺりかんちゃんです。唐突ですが、わい、ハイブランド依存を若干克服しました。

 

一つ、このブログで言いたいのは、私は今もハイブランドのもの使ってるよって話です。でもどちらかというと人からよく見られたいとか、見栄というよりはいいものを使いたいって感覚にシフトした、って言ったらいいんですかね。

あと私はブランドものを持つことは悪いと思いません。なんだかんだ質はいいので物持ちはいいですし、それなりのブランドなら売ってもある程度はお金として戻ってきます。あとは一つのステータスでもありますし、そこで自分に自信がつくのであれば一つのブランド品の活用方法であると思います。

 

これを踏まえて、わいの実経験を話していこうかなと思います。

 

 

 

そもそものハイブラにはまったきっかけ

私ですね、大学の時から事業をやっておりまして、それまではあまりブランドもの興味なかったんですよね。(あ、でも財布はヴィトンだったな。)というよりは興味があったとしても買えなかったので興味は持っておりませんでした。
ただ、事業を始めて自分でお金が稼げるようになって、かつ同世代の子よりもお金を持てるようになってきた頃から、少しづつブランドものへの興味が湧いてきたんですよね。やっぱり人間お金を持つと欲求レベルって上がるので、それはそれで仕方ないと思います。

私の場合事業をやっていて商談もあったので、そこで舐められないためにブランドものを持っていたという意味もあったんです。前述の通りブランドものの一つの活用方法だとは思うのでそれはそれでいいことだと思います。そこで止まればよかったんですが、そこから本当に欲求がどんどんエスカレートして、最新のトレンドが気になったり、月1つは何かしらブランドものを買わないと気が済まないようになっていました。

それと、今もそうですが何と言ってもやっぱり自分に自信がないんでしょうね。買い物依存症になりがちな人って自分に自信がなかったり自己肯定感が低いケースが多いようなんですが、そうなってしまう根本の理由としてはやはり親に否定されて育った人が多いらしい。ワイやんけ・・・もちろん親のせいにするわけではないんですが、周りで依存症&依存症気味の子はそういう傾向があるような気がします。
で、その自己肯定感の低さをどうにか外見で埋めようとするんですよ。「ワイ、若くして稼げてるんやで。ドヤ!!!」みたいなのを一番わかりやすく表せるのはハイブランドを持つことだと思います。

あと店員さんもすごく親身に接してくれるし、「お似合いですよ〜」とか、「もう国内に3つくらいしかないんですよね」とか言われると、もうね・・・買うしかないんですよね。やっぱり人間特別扱いされるとものすごい承認欲求が満たされる気しかしません。
で、どんどん買っていけばいくほどサービスも手厚くなってきます。来店した時にペリエ出してくれたりとかチョコレート出してくれたりとかね。時にはVIP通されたりとかイベント招待されたりとかね。どんどん自分が特別な人間になっているような気しかしません。ここがいわゆるコンビニで爆買いしちゃうとかユニクロで爆買いしちゃう系の買い物依存の人との違いだと思います。

 

最終的に1ヶ月アベレージ20〜30万くらいはブランド物に使っていたんじゃないのかなあと思います。

 

 

転機となったきっかけ

そんなこんなでブランド依存症だった私なんですが、転機がありまして。
それがルイヴィトンのEXOイベントだったんですよ。エキゾチックレザーのバッグのみ置いてある展示会に細客ながら招待されたんですよね。私ぺりかん、ルイヴィトンに過去に多分300万くらいしか落としてないと思います。これを細客っていうのもあれなんですが全然細客です。
で、普通に1つ200〜700万くらいのクロコダイルのバッグしか置いてない会場で感じたのが「上には上があるし、キリがない」と。

今回はヴィトンだったんですけど、例えばバッグの王様って言われるエルメスバーキン(国内定価140万くらい)、買ったところでさ、上にはオーストリッチがあり(定価300くらいかな?)その上にはクロコ(定価600くらい?)もあるしクロコの上にもまたヒマラヤっていうむちゃくちゃ高いレアなクロコのバーキン(普通に買えない。プレ値で1500万くらい)があるし、その上にも金具にダイヤがついたヒマラヤ(3000万くらいかな)とかあるんですよ。
自分が石油王の妻とか不動産王じゃない限り買えないじゃないですか。上には上があってキリがないんですよ。

ここでそういうバッグがさらっと買えるならいいと思ったんですけど、事業やっているとはいえ私には流石に貯金崩さないとそんなレベルのバッグって買えないんですよね。というか、さらっと買えない時点で、釣り合わないんですよねw
もうそういう欲求はやめようと。上には上がいると。人より勝りたいとかね、人によく見られたいとかね、もうやめようと。

ということで色々なブランド熱はかなり冷めました。

 

私が救いだった話

ただ、私はまだ救いだったのがこの手の依存症患者?に多い
・金融機関とか人から借金してでも買う
・生活費とか貯金切り崩してまでして買う

ってわけじゃなかったのと、貯金も毎月それなりにはしていました。あくまでも余剰金の中で買い物を楽しんでいたということを考えれば、ある意味自分の収入と支出を踏まえた金銭感覚が釣り合わないわけでもなかったと思います。

ただ病的だっただけですw

あと、買い物依存症にありがちな「買ったきり使わない」というわけでもなかったです。ちゃんと使ってましたw加えて、「買った後に後悔する」ということもなくて、むしろテンションハイでアゲアゲでした。ここはまだ救い?だったかもしれません。

ハイブラ依存はホス狂とかソシャゲ廃課金勢と似てる気がする 

私ですね、ホストクラブ、行ったことないんですよ。
初回は安いし普通に居酒屋で飲むより安いので、飲みの二次会とかで友達に「ホスクラ行くゥ〜?ww」とか言われるんですけど、全部断ってきました。

私ぺりかん、一目惚れとか容姿で人を好きになることってあまりないので、「担当のために頑張る!」とか「担当の本カノになりたい」というホスト自身にハマるというよりは店で金を使える太い客に成り上がりたいって気持ちの方でハマる気しかしませんw
この承認欲求が満たされるっていう構造自体はハイブランド依存症とあんまり変わらないかなって思うんですよ。ハイブラの店員さんや待遇と同じで、お金使える人ほど手厚くもてなしてくれますからね。

ソシャゲ課金勢も似てますね。SSR引けたらツイッターでドヤりたいでしょ。それって「レアなキャラを持ってる私かっこええやろ」と「それだけ課金ができる財力の誇示」なんですよね。本気のガチ勢もいるとは思いますが、ガチ勢になるプロセスの中で「人から強い人だと認められる」という承認欲求の面もあるでしょう。

ソシャゲは昔ちょいとやっていたのですが思いの外ハマらなかったのですが、ホスクラはわからんね。危ないものには近寄らないということでホストには行きませんw

 

ぺりかん的ブランドものの選び方の話

とはいえですね、わい、今もブランドバッグ含め小物や靴、アパレル、普通に持ってます。
ただ、今後はよく思われたいっていう見栄はもちろんトレンドに乗っかって勢いで買うのはやめて、仕事とプライベート使えて、かつ気に入って長く使えるようなアイコンバッグだけ買うようにしようかなと思っています。で、今持ってるバッグもアイコンバッグと本当に気に入っているもの以外は全て手放します。
アイコンバッグってどこのブランドも高いんですけど、(フェンディのピーカブーとかヴィトンのカプシーヌ、ディオールのレディディオールなどなど。だいたい50万くらいかな。)そもそも飽きにくいですし、もし飽きた時に売っても人気が高いのでお金になりやすいかなと思います。

 

結論:ブランドものが好き!ということ自体は悪くないです。

結論から言うと、今も私ブランド品自体は好きですよ。
でも付き合い方を変えて、いいものを長く使っていこうと言う考えにシフトしたと言うお話です。

私としては周りにブランドもの好きな子もいっぱいいますし、全然好きなことって悪いことじゃないし隠すことでもないです。逆にブランド好きな人の方が多分私とは気があうと思います。人間欲求の種類っていっぱいありますもんね。パチンコ好きだろうとブランド好きだろうと猫好きだろうと一つの趣味だと思います。
ただ、好きのベクトルが歪むと人から嫌に思われたりとか、それこそ最悪破産とか、色々なものを失いかねないのでというお話です。そして何よりも上には上があってキリがないです。

 

もちろんモノで自分を示すことって悪いことじゃないんですけど、人間中身なんでね。これからも引き続き教養とか知識をつけていきたいよねって話よ。 

 

ってことで今回はこの辺で。